物流2024年問題への対応

先日新聞を読んでいたら、2024年問題に対応する物流関連2法の改正案が閣議決定されたと書いてありました。

学生時代法律の勉強はしていましたが、さすがに「貨物運送取扱事業法」と「貨物自動車運送事業法」の2法は知りません。
事業者にドライバーの荷待ち時間を減らす計画の作成が義務付けられ、違反すれば最大で100万円の罰金が科せられるようです。
また、多重下請け是正の取り組み強化がされるそうです。

事業者側としては、いつドライバーが到着するのかを、おおよそでもまとめて把握できるようになればけっこう楽になるのかなと思います。
過去にHAZARD Busterを活用して、そのような利用に対応できるかのお問合せをいただいたことがありました。
協力ドライバー側にHAZARD Busterアプリをインストールしてもらいログインしていただく必要がありますが、地図上で協力ドライバーの現在地情報をまとめて把握することもできますし、特定の場所(例えばジャンクションやインターチェンジ)を通過した時間や、自社からの範囲を設定(30分かかる範囲や1時間かかる範囲でも設定可能)して、そこを通過したドライバーの位置情報が取得できた段階で、管理者側に通知が届くように設定することができます。
これらを用いることで、ドライバーがどれくらいの距離にいるのかや、どれくらいで到着するかの目処をつけやすくなります。

また、運転中は無理ですが、チャットを使った双方向でのやり取りや、事業者側からアプリユーザーに対して、受入体制や準備時間など状況を通知することもできます。